住宅ローン金利 変動と固定金利、どっちがいいの?

みなさん、こんにちは!FPoffice結いの鈴木幸子です。

住宅ローンを借りようとするとき、金利選択で迷いますよね。。

私が聞かれたら、まずは「どちらでもいいです」と答えます。

ただし、借入期間35年なのに、当初10年固定とかはやめた方がいいです。

これってね、10年後には再度見直しが入るわけですから、全期間固定ではないんです。

つまりは、途中で変動要素があるわけですから、最初だけ高い変動金利ですよね💦

特徴を知った上で、選択してほしいと思います。

変動金利の特徴は、日銀や政府の金融政策に連動する、国の意思が反映した金利です。

今はマイナス金利、国の意思としては「みんなお金を借りて使って、景気を良くしましょう」

銀行は融資する努力が必要で、0.6%前後で団体信用保険という死亡保障まで付けて貸してくれます。

固定金利は、金融市場からお金を調達するので、市場が決めます。今だと1%くらいでしょうか。

変動金利が将来的に上がっていった時の返済不安がある方がいます。

その場合のリスクヘッジの選択肢として、預金を資産形成に回すことです。

老後のためならiDeCo制度、中長期の資産形成ならNISA制度があります。

日銀が金利をコントロールできる前提ですが、景気が良くなったら金利を上げると思います。

「景気が良くなる」ということは、株式市場が活性化、運用資産も上向きになっているはずですね。

それでも全期間、返済額が変わらない安心感を手に入れたい方は、固定金利を選びましょう。

2020年3月国道交通省発表、新規貸出額における金利タイプ別割合のデータによると

変動金利を選択する人が60%、全期間固定15%、ほか25%という結果になっています。