みなさん、こんにちは!FPoffice結いの鈴木幸子です。
日本国民は全員、何かしらの健康保険に加入していますよね。
保険料は加入の健康保険によって違いますが、サラリーマンだとすると大体年収の5%位です。
雇用主である企業も同じ5%位の保険料を払ってくれているので合計すると年収の約10%ということ。
強制加入の保険にそれなりの保険料ですが、どんな保障があるのかご存じですか?
問題です^^
歯医者での医療費が1万円だったとすると、自己負担はいくらですか?
500円、1000円、2000円、3000円、色々な答えが返ってきそうですが、
どんなに高くても健康保険適応の治療であれば3000円を超えないですよね?
つまりは最低でも7000円は健康保険制度が負担してくれているってことです。
続きまして、問題です。
入院して手術したら1か月で100万円の医療費がかかりましたが、自己負担はいくらですか?
え?30万円ですか?という声が聞こえますが、、、自己負担はそんなに高くないのです。
「高額療養費制度」によって、年収や支払い能力に合わせた自己負担割合となっています。
詳しくはネットで「高額療養費制度」と検索すれば、情報は満載です。
一つの事例ですが、治療した年の4・5・6月の給料の平均額が28万円~50万円の方だった場合、
同じ月内の100万円の治療費に対しての自己負担は約9万円です。
月を跨いでしまうとこの限りではないので、計画的な手術なら月初に予約したほうがいいですね。
ポイントは、健康保険制度が91万円の負担してくれているということ。
もし同条件で300万円の治療費が掛かっても、自己負担は約10万円位です。
健康保険制度が290万円を負担してくれてるってことですよね!
だから、健康保険は最強の医療保険だな、と思うのです。