2024年5月 相談件数&テーマ報告

みなさん、こんにちは!

FPoffice結い代表の鈴木幸子です。

さて早速ですが、今年から毎月の延べ相談数を公表することにしました!

目的としては、暮らしやお金の相談を迷っている人が、一歩踏み出すきっかけになるためです。

今月の延べ相談件数22件(業務委託含む・1H以上)

10-30代 6件 40-50代 12件 60代以上 4件

延べ件数なので、1組で複数回来店された件数も入っています。

今月は、キャッシュフロー更新や資産運用・家計見直しの追加相談が多かったです

住宅購入を再検討

コロナ前に検討していたご家庭、お子さんも大きくなり、改めて相談するにあたり、建築会社紹介のFPでは心配とのこと。既に2回、ライフプランニングを経験しているけど、納得感が無いとのことでした。

ライフプランニングは、将来を具体的に考えるきっかけです。「こんな感じ~」で、数字を入れればあっという間に終わりますが、大事なのは、その数字一つ一つに、納得感のあるストーリー・背景があるかどうか?

数字の一人歩きでは意味がありません。42インチのテレビ画面でデータを共有しながら、キャリアプランやライフイベントをリアルタイムに入力、数字と共に検討しながら進めて行きます。

例えばどんな感じでしょうか?

収入の部では、ねんきん定期便や加入歴の聞き取り。ただ聞くわけではなく、年金制度の変革や推移などの情報提供をします。将来を予測する上で必要なことです。

源泉徴収票は情報の宝庫、健康保険料は年収×5%、年金は年収×9%の保険料を払っていますが、内容はご存じですか?社会保障が充実している日本において、それを知らないと不安ばかりが先立ってしまいますね。

iDeCoは社会保険料控除、住宅ローン減税やふるさと納税ってなに??これからの夫婦の働き方、退職の時期、退職金の予想は?

初回相談で不明なことは、できる範囲で調べてきてもらいます。自分の人生の主役はもちろん自分、人生の舵を取るには、自分事としてライフプランを考える必要がありますね。

住宅購入はライフイベントの一つで、決して独立したものではありません。人生全体を家族と共に検討することで、自然に予算感もついてくるものですよ。ただ住宅購入で特徴的なところとしては、FP6分野の知識が全部必要という点です。

住宅ローンの借り方・金利や団信の選び方・ローン減税・不動産選びや建築会社との打ち合わせ方法など、まだまだ検討すべきこと、知るべきことがあります。しっかりと情報収集や整理をして挑みたい、ライフイベントですね!

夢を追う息子さんの金銭教育

彼は幼いころからの夢を叶えるために東京の大学へ進学、そのまま就職せずアルバイトでライフラインを維持しながら、演劇の世界へ。春から3か月に1回、お父様と一緒に弊社にお越し頂き2時間のスポット相談を行っています。

一回目は毎月の予算設定や年金制度・社会保険・税金の情報提供。そしてなりよりも今後、どのように生きて行きたいか、そのために何ができるのか、アクションプランを共有して終了でした。具体性のある人生相談、という印象を持ちました。

そして2回目、アクションプランは期待以上の見通しを持った行動に代わり、イキイキとしていました。経済的自立が進んでいる印象です。お話を聴いていて、私もワクワクしましたし、お父様も安心されたご様子でした。新しい情報としては、iDeCoやNISA制度、投資信託のしくみや選び方など、より具体的な情報提供まで行うことができました。

次は夏休みの終わりの予定、お会いするのが楽しみです。応援者として、これからも関われることに喜びを感じますね^^

数年ぶりのキャッシュフロー表更新

お子様が産まれたタイミングでのご相談から数年、久しぶりのご来店でした。ママの働き方と社会保険や税金制度について、様々な情報が飛び交う中、自分たちにはどんな選択肢があるのか?

現状把握をするために、キャッシュフロー表更新を実施。扶養制度は縮小傾向、気にせず無理せず、キャリアアップをすることになりました。資産形成の仕組みを追加して今回は終了です。

数年に一回、ライフイベントの変わり目には、ご相談をお勧めしています^^

まとめ

全世代でFP相談の必要性を感じます。新しいニーズにもしっかりと対応、お客様に気付かされるニーズもあり、今後とも柔軟性のある相談プランを提案していければ幸いです。