2024年10月 相談テーマ&件数報告

みなさん、こんにちは!FPoffice結い代表の鈴木幸子です。さて早速ですが、今年から毎月の延べ相談数を公表することにしました!目的としては、暮らしやお金の相談を迷っている人へ、一歩踏み出すきっかけになるためです。

今月の延べ相談件数28件(業務委託含む・1H以上)

10-30代 10件 40-50代 7 60代以上 11 ※延べ件数なので、1組で複数回来店された件数も入っています。

5年や10年ぶりのCF表更新、親子で気軽にスポット相談、住宅購入や結婚前にとことん相談、信用金庫では相続関連、事業承継のご相談など幅広い「暮らしとお金の相談」でご活用頂いています。ホームページからのお問い合わせも増えています。ご満足頂いた皆様あっての弊社、クチコミやご紹介、本当にありがとうございます!!

入社3年目、家計管理やiDeCoを知りたい

既存のお客様からのご紹介でご来店、親世代のセカンドライフと入社3年目の娘さんのご相談。まずは源泉徴収票を使って、社会保障や税金のお勉強をして頂きました。親世代は知る機会が無かったけど、知ることができて良かったとのこと^^

その上で、iDeCo制度の節税効果やNISA制度含めた資産形成のご検討。実は会社に企業DCがあることに気付き、会社独自の福利厚生が充実していることに感謝する機会になりました。入社3年目に知ることで未来の暮らし方や資産状況は大きく違うのではないでしょうか?またご来店の予定が入っています^^

定年前に今後の住まいを検討したい

ご夫婦それぞれの家計管理を続けてきたけど、退職後の暮らしとお金について考え始めたとのこと。まずは現状把握からですが、お互いの状況のシェアから始めていくことをお勧めしています。お互いを思い合いながらも、習慣を変える労力は掛かります。少しずつ必要性をお伝えするため、お金の流れの確認をしていきます。特に終の棲家に関しては、大事な課題です。セカンドキャリアプランの想定、収支の確認、資産運用を活用しながらの将来設計、とことん選択肢を検討していきたいものです。

相続税対策は必要?

金融機関での相談会では、相続関係が多数あります。相続税を払うくらいなら若い世代に遺したい、というお気持ちはよくわかります。ただ心を痛めるほどに悩まれている方も見受けられます。相続税に対して過剰反応してしまう方も。

相続人に「余計なものは遺さないで」「ちゃんとしておいて」と言われ何をしていいかわからないとか、生前贈与を当たり前に思われたりしている。私が100万円もらえたら、すっごく嬉しいのになぁ。税金より遺産分割に課題がある方もいます。

大切なのは、今の暮らしを心穏やかに過ごして頂くこと、そのためにまずはお話を伺い心配事を整理、対策や捉え方をお伝えし、必要な相続に関する情報提供を心掛けています。すべきこと・できることには限りがあります。ご相談が終わるころには、専門家のご紹介や今後の対策、何もしないという選択含め、なにをすればいいか見通しが立つことで、少しスッキリしてくれていると思います。

まとめ

全世代の「暮らしとお金のご相談」を承っています。いろんな人生を疑似体験できる、私自身の人生の深みが増している気がして感謝しかありません。そんな日々ですが、大相続時代の到来「90-60」、90代から60代への相続が急増してる実感があります。FPとしてもっと広い視野・分野で専門家と連携しつつ、課題解決に寄り添えるように、相続コンサルに特化した吉澤塾に通い始めました。10年前から単発で学びに行っていましたが、もっと本格的・具体的にお役に立てるように日々勉強中です。親世代の人生の集大成であるバトンが、スムーズに感謝と共に次世代に渡り、有効活用できるようにサポートしていければ幸いです。