こんにちは!
みんなの知恵袋、FPoffice結い代表 鈴木幸子です。
本日は、先週末に参加したFPフェアでの3講演について
内容をかいつまんで、ご紹介したいと思います。
あくまで私の主観で捉えた情報ですので、ご参考までに。
午前中は、東京大学大学院
経済学研究科教授 渡辺努氏の特別講演でした!
「世界と日本の物価の行方」
世界では、パンデミックにより始まった米国金融緩和により株高
インフレが加速したため金融引き締め(利上げ)をした。
しかし、一度リタイヤしたシニアなどが、労働市場に戻らず
労働者不足が賃金上昇・インフレを長引かせている。
※また7月も0.25%利上げ、5.25-5.5%になりそうですね💦
日本は、25年という四半期、賃金も物価も上がらない
経済成長しない慢性デフレが続いていたところに、
海外からの急性インフレが入ってきてしまっている。
海外と同じように利上げをしてしまったら
慢性デフレはさらに悪化して経済低迷が起こるだろう。
ただ現在、国民はインフレを許容し始めており、
企業業績も良好、大企業での賃金上昇が現実化した。
大企業はグローバル社会での人材確保のために賃金UP!
中小企業の競争力を高め、賃金を上げられる社会に支援が必要。
継続的に賃金上昇3%、物価上昇2%程度のインフレは
経済成長としては、期待していきたいところだ。
この1-2か月、海外の投資資金が日本市場に流入、
経済成長の良い流れができてきているのかもしれない//
以上、これからはグローバルに活躍できる人財の育成、
経済成長・インフレを前提にした世界分散投資、
資産形成を加速していく必要性がある、と感じました。
来年には「新NISA」制度が始まり、投資が身近になります。
これを機会に、資産形成の仕組みづくり、していきたいですね!!