2024年2月 相談件数&テーマ報告

みなさん、こんにちは!

FPoffice結い代表の鈴木幸子です。

さて早速ですが、今年から毎月の延べ相談数を公表することにしました!

目的としては、暮らしやお金の相談を迷っている人のきっかけになるためです。

今月の延べ相談件数41件(業務委託含む・1H以上)

10-30代 22件 40-50代 11件 60代以上 8件

延べ件数なので、1組で2-3回来店された件数も入っています。

今月は若年層のご相談が多く、新社会人や新婚さん、親子での来店も目立ちました。

どんなタイミング・テーマで相談したの?

新婚さんのライフプラン相談

これから入籍されるカップルや結婚式を終えたばかりのご夫婦のご相談。

れからの人生設計に向き合う上で、お金の話をすることはとても大事なこと。

でも、なかなか話し合う機会を持てないまま住宅購入に進みそうだったり、二人のキャリアプランやライフプランが独り歩きしていたり・・。

これからは二人で協力して未来を創っていくのです、キャッシュフロー表を作成する過程では、価値観についての話し合いをして頂いています。回数を重ねるごとに、相互理解が深まっていくのを感じましたし、ほっこりするようなひと時を過ごしました。

新社会人の家計管理

新社会人と親子でのご来店が3件ありました。1人暮らしを始めるにあたって必要なことについて、1-2回のレクチャーです。

まずは、源泉徴収票を使って社会保障や税金のしくみをお勉強。

既にバイトをしている方からは、「なるほどー!」と理解できた喜びが伝わってきました。

夢を追うために複数の仕事を掛け持ちする方は確定申告が必要、より詳しいアドバイスをしました。今後も3か月に1回、勉強しにいらっしゃる予定です^^

我が家にも大学3年生21歳の娘と、2日後にはたちを迎える息子がいますので、年金保険料の学生免除や、健康保険の扶養条件・給付について教えています。

親の立場から子の幸せを願い、お金の基本を学びにいらっしゃる親心、強い共感を覚えました。

退職前後の家計管理

共働きで子育てを終え、お孫さんにも恵まれている今、ライフスタイルが変わるタイミングでのご相談。退職前後での支出の整理・変化を踏まえた断捨離に着手。

公的年金のもらい方や税金・健康保険のこと、会社勤めでは知る機会のなかったことが多くあります。セカンドライフに向けて趣味や暮らしの豊かさに充てるつつ、すぐに使わないお金はNISA運用を始めることになりました。

いつ訪れるかわからない介護や相続に向けた情報提供も徐々に行っています。

キャリアプランと教育費準備

お子さんが小学校高学年になり少し手が離れたタイミングのご相談。

主にママの働き方・やりがいと、子育て時間のバランスを、扶養内労働や106万円の壁など、お金の見通しを含めてのご相談。

またはスポーツを頑張るお子さんを応援するための資金準備や奨学金などの情報提供。

これを機会に家計のスリム化や資産形成の仕組みづくりも行い、見通しを持つご家庭が多いです。

シングルマザーの将来設計

子どもが独立し、今後は自分の人生を充実させたい、というタイミングでのご相談。

私もシングルマザーの一人ですから、共感を持ちながらご相談に乗ります。

まだまだ働きたいし、資産運用もしたい、新しいことに挑戦したいなど、ライフイベントの転換期。

お金の勉強をしておくことは、自分の人生の舵取りをする上でとても大事なこと。

家計のスリム化や家計管理、NISAの活用などの仕組みづくりをしました!

生命保険と資産形成相談

ドル建て終身保険など、死亡保障が付いている保険は、保険関係費用が掛かります。資産形成の手段として適切なのか、といったご相談でした。一般的な保険の仕組みをお伝えしたところ、お子さんが独立したので保障は不要、NISA制度で資産形成をしてみたいとのご意向、更には円安のため解約をしても大きな損益が出ないということで、実行されたようです。

もう一件は、資産形成手段として提案されたので、保障や保険関係費用が掛かることも知らずにいた方でした。円安を機に、支払額も上がり気になりだして、ご相談に至りました。金融商品のしくみを「見える化」する機会を持って安心されていました。

債務整理相談

教育ローン、残価設定ディーラーローン、マイカーローン、フリーローン、リボ払い、キャッシング、様々な借入手段がありますが、気が付けば返済に追われている。そんなタイミングでのご相談が数件ありました。特にフリーローンやリボ払いなどは、気軽に申し込めてしまうからか歯止めが利かず、高金利なため利息負担ばかりで元金が減らない状況のことが多いです。滞納が無く、勤続年数もあれば、銀行のおまとめローンなどに切り替えるため銀行を紹介したり、任意整理のために司法書士をご紹介したり、FP相談では、実務レベルの部分は専門家の力を借ります。まずは、相談にお越し下さい

相続発生後の相談

遺族になり、何から進めて行けばいいのかわからない、残念ながら遺産分割でもめてしまっているタイミングでのご相談。FP相談では解決できませんので各士業におつなぎし、私は顧客に寄り添うスタンス、家族の次に近い距離感で見守っています。経験値が上がってくれば、もっともっと寄り添える、事前情報をお届けできるのではないかと自己研鑽中です。

まとめ

2月も多くの方からのご相談を承りました。ありがとうございます!

数年ぶりにお越しの方やそのご家族など、ご信頼ただけることに感謝しながら、これからも一人一人の人生に寄り添い、FP業を通して応援していきたいと思います。