2025年7月 相談テーマのご紹介

みなさま、こんにちは!FPoffice結い合同会社代表の鈴木幸子です。7月は夏本番さながらの猛暑でしたね、8月も引き続き猛暑、水不足が予想されます。災害や熱中症にはくれぐれも注意して、穏やかな毎日を過ごしていきたいものですね。

さて先月ですが、6月に引き続きHPからのお申し込みが増加、”ブログを参考に相談してみようと思った”という方、友人や工務店、不動産会社からの紹介など、何らかのご縁で弊社を知って頂けていることに感謝、1件1件丁寧にサポートしています。

親と同居、終の棲家を建て替えたい

子育てがひと段落したシングルマザー、アパート暮らしを続けているものの、将来の住宅コストに不安があり、お父様が一人暮らしをしていた実家のリフォーム又は、建て替えを検討し始めました

何歳まで働くのか、副業での収入を見込めるか、年金の受給タイミングと社会保障・税金のこと、NISAの運用状況確認や方針決めなど、ライフプランニングを通して情報提供をしていきます。50歳を過ぎると離婚時の年金分割後の正確な年金受給額が分かるため、年金事務所に試算を出してもらいました。心身共に健康に、長く働ける環境を模索する機会になりました。

あいまいだった未来の収支が分かり、家計管理の大切さに気付いて頂けました。そして建て替えに向けての資金計画、銀行選びなどに進んでいます。見える化することで覚悟が必要な場面も出てきますが、あいまいな人生選択で将来コントロールを失うことは防げます!目の前の選択、住宅購入をコントロール下に置き、現実的に慎重に進めることができます。引き続きサポートしていきますね。

キャッシュフロー更新・スポット相談でスッキリ!

先月は年度が替わって3か月、ライフイベントの変化にも慣れてきた頃なのか、キャッシュフロー表更新のご相談が多かったです。更新することにより当初の計画とのズレの確認、家計管理や運用状況の確認などにより、将来設計の精度が上がってきますし、新しい情報や学びを持ち帰って頂くことができます。

計画とのズレは、家族の価値観を知る良い機会ですから、将来設計に反映。一歩踏み込んだ社会保障や税金の仕組みをお伝えしたり、成長したお子様へのおこづかい教育についてアドバイスするなど、広がりのある有意義なお時間になっていると思います。社会の仕組みに興味を持つきっかけにして頂けると嬉しいです。

当初はNISAってなに?といった方も、慣れてくると色々と投資先を吟味してみたり、下げ局面で追加すればよかったー、など、独自の投資スタンスを体得していきます。顧客のステージに合わせてアドバイスできるよう私も切磋琢磨して、ご相談をお待ちしています^^

ただ一つ、留意点があります。弊社では投資顧問業や代理業は行ってないためご了承ください。

住宅購入、頭金と資産形成のバランスは?

建築条件付きの土地を購入、住宅メーカーとの打ち合わせで資金計画を決めたけど、お金のことは全然わからないので、これを機会にしっかりと相談したいとのご意向。手元資金がなくなる不安があったのかな、と推測しています。

土地決済まで1か月を切った段階でのご相談、初回相談から熱が入りました。というのも、今あるキャッシュで土地を購入するという計画だったからです。本来はキャッシュフロー作成が先なのですが、時間がありません。まずは部分的ではあるもののコンサルティングしました。キャッシュで土地購入という選択肢も残しつつ、資産運用した場合と比較しました。

弊社で言う資産運用とは、NISA制度を使って世界分散投資をする、インデックス運用など一般的なデータを用います。例えばMSCIオールカントリー・ワールド・インデックス指数(全世界47か国・2900銘柄の株式の平均値)は、1995年から2025年までの30年間の平均リターンは米㌦ベースで年利7-8%です、元本100㌦が700~900㌦ということです。こちらを参考に、将来設計においては低めの年利3%位で試算していきます。

頭金を入れて削減される利息と、頭金を運用する場合に得られる利益を35年で比較すると、答えは明確でした!様々な変動要素があったとしても、”払えるけど、払わないで、分割払い”という選択肢を選びました。後からどうしても払いたくなったら払えばいいですもんね。団体信用保険も充実してますから、急ぐことはありません。

続いては住宅ローン選びですが、弊社で重視しているポイントは”団体信用保険の充実”です。死亡だけでなく、三大疾病や1年以上の就労不能で収入が得られなくなった際、保険金で残債を払いローンはゼロになる!なんとも安心な保険ですね。更には、元利均等払いと元金均等払いの選択も重要です。事前審査の書類を記載、すぐに本審査に進み、無事に土地の決済が終わりました。次からはその選択が正しかったという現実を作るために、通常のライフプランニングに進みます。引き渡しまで伴走しますね!!

まとめ

さて皆さん、今回の事例は参考になりましたか?FP相談は十人十色、皆様の課題に合わせて臨機応変、誠心誠意にご相談に乗っています。”私の悩みも相談できるかな”と思った方は、LINEやお問合せメールでお気軽にご連絡くださいね!!8月の週末は8月23日以降となりますので、ご希望日が決まっていたらお知らせいただけると対応が早いと思います☆