2025年8月 相談テーマ紹介

みなさん、こんにちは!このブログを書いている9月5日は、台風接近で外は大荒れです、大きな災害にならないことを願うばかりですが、万が一に備える意識が高まる瞬間、私は早速、災害バックの確認をしました。他にも火災保険の内容確認など、危機意識が喉元過ぎる前にやっておくことをお勧めします。

人生における事前対策がライフプランニングです。ホームページリニューアルによって、セカンドライフ相談の流れが伝わり、ご相談申込が増えました。我が家のちょっとしたお金のモヤモヤ、相談してみてください。スッキリしますよ☆

セカンドライフ相談は、十人十色

セカンドライフと言ってもライフイベントは様々、お子さんが中学生だったり、歳の差カップルだったり、相続が発生して急に資産が増加したり、億近い預金がありながらも将来が不安だったり、、。本当に様々な価値観やお金の習慣に触れる機会が増えており、FPとしても一人の人間としても学び深い時間を過ごすことができ、やりがいを感じています。

一例です。ご主人の退職が近くなり、会社でのライフプランセミナーを受講され”一度、具体的にFP相談をしてみよう”と思い立ち、弊社にお申込み頂いた相談者。共働き夫婦、今まで使わなかったお金は全て普通預金にたまっている状態でした。初回相談の段階でお金の見通しが付き安心したそうです。2回目は、社会制度を活用してより効率的にお得に、充実感を持った暮らしを実現するアイデアの提供です。ふるさと納税やNISA制度、退職金の受け取り方、所得税や住民税の仕組み、社会保障制度など、知ることで視野が広がり、実行してみたくなる方が多いです。

相談後、証券口座開設やふるさと納税にチャレンジ、LINEフォローを活用されて着々と新しいお金との付き合い方を実践している模様、お役に立てて良かったです。数年後、この方の価値観や家計がどのように変化しているのか、今から楽しみです^^

相続財産の活用法は?

相続発生後、税理士からのご紹介でご相談にいらっしゃいました。会社員の日常において、初めて税金を意識するのが相続だったという方も多いのではないでしょうか?相続に限らず、贈与税や不動産関連の税金に関しても、知る必要が出てきます。そして急に資産が増え、今後の暮らしとお金についてどのくらい使っていいのか、やりたいことはあるけど使ったら無くなってしまうのではないか?など、漠然とした不安があるようでした。

まずは、ライフプランニングを実施、夫婦の終の棲家として実家を建て替えるか、マンションを購入するか、或いはすぐに動かず、数年間はご実家へのご親族の想いが落ち着くのを待つのか、それぞれのパターンで数十年後のご夫婦の相続まで想いを巡らせながら、検討をしています。

セカンドライフと相続は、同じタイミングでご相談の課題に挙がってくることがあります。いずれは訪れるご両親からの相続や、自分たちの相続を知っておくこと、その上でセカンドライフを充実させるため知識を得て頂くことはとても大切なこと。今後も引き続きサポートさせて頂きます。

内縁関係で終の棲家購入、相続対策は?

それぞれにお子さんがいる場合、入籍をせずにパートナーとして数十年過ごす方もいらっしゃいます。実は私もその一人、親族との交流もありますが、今の段階では入籍の予定はありません。

不動産業者からのご紹介で、ご来店。長年連れ添ったお二人がマンションを購入。二人でお金を出し合いたかったとのことですが、住宅ローンは単独債務でしか借りられず。今後の生活費でバランスを取っていくことになっています。ここで心配になるのが、どちらかに相続が発生した場合です。内縁関係には相続権がありません、相続人は子どもや直系の親または、兄弟姉妹です。子どもにマンションが相続された場合、高齢になってから住む場所を失ってしまうことも。共働きで経済的に協力しながら暮らした最期にこの状況は受け入れがたいと思います。専門家と一緒に、死因贈与や遺贈など、検討していくことになりそうです。

ちなみに、遺族年金や死亡保険の受取人は内縁関係でも適応になったりします。日常生活を送る上で、入籍の有無は、気にも留めないことですが、相続になると状況は一変してしまう。相続においては戸籍が全てです。LGBTQの関係も同じこと、パートナーのためにも対策をしておく必要がありますね。

まとめ

事例は内容を少しアレンジして記載しています。一つとして同じ相談はありませんので、毎回のように相談者の想いを理解し、一緒に対策を練っています。FP相談をする前よりもより良い未来を創造できるようサポートしています。ご自身の課題に近い事例がありましたら、弊社への相談のきっかけになれば幸いです。