こんにちは!みんなの知恵袋 FPoffice結いの鈴木幸子です。
昨年に住宅取得をした方、慣れない確定申告お疲れ様でした。
ところで、住宅ローン減税についてちゃんと減税されている確認したことはありますか?
「住宅メーカーからは、確定申告するとローン残高の1%の税金が全部返ってくる」
って聞いたけど、、、。我が家はなんだか少ないぞ!?あれれ??
なーんてことは、ないですか?
住宅ローン減税の対象になる税額は、債務者の所得税と住民税の一部です。
つまり、払う税額分しか返金(還付や減額)されないということです!!
たとえば、ローン残高4000万円で減税上限額40万円だとします。
債務者の令和3年の所得税が20万円だったとしたら、還付金は20万円です。
あとの20万円どうなるの!?
翌年6月から支払う予定の住民税から、一定の金額が減額されます。
住民税の課税所得7%、または136,500円のどちらか少ない金額。
今回の例で言うと、所得税20万円と住民税136500円、合計336500円が合計額です。
所得税の還付額が少ないぞ、と感じた方は、是非とも住民税決定通知書をご覧ください。
摘要欄に、「住宅借入金等特別控除額」の県税・市税を合計した金額が税額控除されています。
今回は勘違いの多い部分だけご紹介しました!さらには令和4年から内容が変わっています。
住宅ローン減税の詳細は国税庁のサイトをご覧いただければ幸いです。