こんにちは!
みんなの知恵袋 FPoffice結い代表 鈴木幸子です。
FPフェア講演の続きです・・・
午後イチは、慶応義塾大学 経営管理研究科教授
後藤励氏の講演「健康経済学の入門」でした。
が、なかなかFPとの接点が見出しずらく💦
まとめるのは難しいので、やめておきます。。
世界の公的医療保険と民間保険の役割について
多少の言及があったので、そこは参考になったかな。。
続きまして、大変興味深い分野に突入。
兵庫県立大学大学院社会科学研究科 特任教授香取照幸氏
「2040年の社会保障~人生100年時代の生涯設計~」
先進国にはすべて、公的年金制度が作られている。
なぜか?
それは、個人が障害や加齢などのリスクを負うとなると
その心配から貯蓄を増やし、経済成長が鈍化するため。
国民全体でそのリスクを平準化することで
一定の安心から資金流動性が高まり、経済は成長する。
コロナ禍において、年金額は保障されていたし、
補助金なども出ていたため、シニアの暮らしは守られていた。
また、公的年金は”死ぬまで、終身年金”のため安心。
国民全体の消費を支えているともいえる。
「老後2000万円問題」は存在しない!!
なぜなら、65歳以上世帯の預貯金平均は2000万円を超えているから。
公的年金だけで足りないとしても
現在のシニアは預貯金を使って暮らせているってことです!!
日本の金融資産の65%は、60歳以上の世帯が保有している。
貯蓄額の格差が広がっている。
日本は、全世代で亡くなる直前の金融資産が一番多い。
つまり使わずに亡くなっており、諸外国と大きく違う。
ここまででもとても興味深い内容でしたが、続きは次回へ!!