2023FPフェアin東京 ご報告②

こんにちは!

みんなの知恵袋 FPoffice結い代表 鈴木幸子です。

FPフェア講演の続きです・・・

午後イチは、慶応義塾大学 経営管理研究科教授

後藤励氏の講演「健康経済学の入門」でした。

が、なかなかFPとの接点が見出しずらく💦

まとめるのは難しいので、やめておきます。。

世界の公的医療保険と民間保険の役割について

多少の言及があったので、そこは参考になったかな。。


続きまして、大変興味深い分野に突入。

兵庫県立大学大学院社会科学研究科 特任教授香取照幸氏

「2040年の社会保障~人生100年時代の生涯設計~」

先進国にはすべて、公的年金制度が作られている。

なぜか?

それは、個人が障害や加齢などのリスクを負うとなると

その心配から貯蓄を増やし、経済成長が鈍化するため。

国民全体でそのリスクを平準化することで

一定の安心から資金流動性が高まり、経済は成長する。



コロナ禍において、年金額は保障されていたし、

補助金なども出ていたため、シニアの暮らしは守られていた。

また、公的年金は”死ぬまで、終身年金”のため安心。

国民全体の消費を支えているともいえる。



「老後2000万円問題」は存在しない!!

なぜなら、65歳以上世帯の預貯金平均は2000万円を超えているから。

公的年金だけで足りないとしても

現在のシニアは預貯金を使って暮らせているってことです!!

日本の金融資産の65%は、60歳以上の世帯が保有している。

貯蓄額の格差が広がっている。

日本は、全世代で亡くなる直前の金融資産が一番多い。

つまり使わずに亡くなっており、諸外国と大きく違う。

ここまででもとても興味深い内容でしたが、続きは次回へ!!